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WORKS-Miniature   Vol. 10 2つの素材     Two materials

  • maa2011jp
  • 2020年2月1日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年3月18日

講評年・月:2015年10月 October 2015




小西 春江  Harue Konishi




[大きさ]縦31cm × 横24cm

[作品説明]きのこや粘菌に興味があるところからの制作。シャーリングするゴムの紐をこま編みで編んだ。ネパールのロウソクの芯の綿を使った。絹の刺繍糸にボンドをつけて立たせるようにした。

[講評]

・かわいい。色が良い。

・竹が土台の足があって動くのも良い。

・コサージュにしても素敵。

・とても時間をかけて制作しているはず。





齊藤 礼子  Reiko Saito




[大きさ]縦49cm × 横30cm

[作品説明]レザーと蚊帳を含めた麻糸の素材の混合

[講評]

・色が単色でもいろいろなテクニックを混ぜてやっているのが面白い。

・作品から音楽を感じる。

・レザーの形が変形していても良いかも。

・蚊帳の形の配置が面白く、目立たないところでミシンでとめている。





山家 久子  Hisako Yambe




[大きさ]縦60cm × 横23cm

[作品説明]水引とテグスで中央から結んで作った

[講評]

・もっと大きく作っても良い。そして紐状の部分は短くするほうが良い。

・ テグスの最後の結び目の部分は焼くとほどけなくなる。





石子 和江  Kazue Ishiko




[大きさ]縦22cm × 横15cm

[作品説明]張りのある綿の糸をこま編みにしたものにワイヤーを組み合わせた。線を意識した面白いものを作りたかった。

[講評]

・全てのバランスが良い。今の大きさで良いと思う。

・大きさ、色、形がいろいろあっても面白いかも。

・人が手を動かしながらしゃべっているような雰囲気の作品。





道正 千晶  Chiaki Dosho





[大きさ]縦20cm × 横16cm

[作品説明]編んだことのある毛糸と編んだことのないテグスの2つをかぎ針で編んだ。

こま編みと長々編みで芯の部分から編んだ。

[講評]

・温かみのある色で植物のよう。

・吊るすよりも置いたほうが素材の存在感が出る。





赤間 洋子  Yoko Akama




[大きさ]縦23cm × 横18cm

[作品説明]以前藍で染めた絞りの形状記憶の布と陶器のボタン。

[講評]

・ボタン部分をつまんでみたり等、立体的に布を設置してみても良い。

・絞りが細かくて美しい。





櫻井 紀子  Noriko Sakurai








[大きさ]1) 縦19cm × 横20cm   2 ) 縦37cm × 横39cm

[作品説明]1)「硬い」と「柔らかい」

硬い状態から柔らかくなるのには溶かすことが必要と考えた。糸を巻いてグルーガンで付けた。

2)オーガンジーとチュールの間に羽根と銅板を入れてミシンで縫った。

[講評]

2)について

・縮む糸を使って凹凸を出しても面白いかも。

・オーガンジーを上(表)にしたほうがソフトな色合いに見える。

・銅板と布だけでも良いのかもしれない。銅板と羽根のコネクションがないからそう思うのかも知れない。





伊藤 奏生  Sohsei Itoh




[大きさ]縦36cm × 横38cm

[作品説明]白い手もみ楮和紙に藍の絞り染めしたものと樹脂の接着剤を複合素材として捉えた。

フランスで藍染が気になり使いたいと思った。157枚の絞り染の和紙。絞りの柄が年輪のように見えそれを重ねた。接着剤を全てに塗り、乾いてから重なりをカットし断面を見せる作品にした。手に取って触ってもらいたい。

[講評]

・層を切った断面のラフさが良い。

・土の上にたくさん並べてのインスタレーションも良いのではないか。





鈴木 あきこ  Akiko Suzuki








[大きさ]縦40cm × 横24cm

[作品説明]紙と金属(真鍮の針金)を使った。紙の平面作品。本の作品。

イタリアの骨董市で買った写真を土台にし、まわりにあった素材からもインスピレーションを得て作った。ハンダゴテで一部写真を焼く。「愛・性・死」がテーマ。

[講評]

・一見違う2種類の作品が底辺には同じテーマが流れ、つながりがあってとても良い。

・手先から作品へと即興に新鮮な感情をのせた繊細な作品。





吉田 幸代  Sachiyo Yoshida




[大きさ]縦20cm × 横20cm

[作品説明]紙(東南アジア)と麻の布の作品。紙の持つふわふわした感じを出したくて重ねた。麻の糸も使った。

[講評]

・全体的にもう少し立体感出しても良いかも。

・静かで整いすぎなので動きのある形にしたほうが良い。もっと紙を揉んでみても良いかも。





神保 節子  Setsuko Jimbo




[大きさ]縦21cm× 横20cm

[作品説明]10×10cmのプラ板に織った布を切って貼ってオーブントースターで熱を加えた。[講評]

・たくさん作って床に置いてインスタレーション展示も良いかも。

・予めたくさん穴を開けてつなげてみたり、いろいろな素材をプラ板で包み込むように熱を加える等やってみてはどうか。





廣野 とし子  Toshiko Hirono





[大きさ]縦26cm × 横15cm

[作品説明]シュロ縄とビニール紐を編んだもの。

[講評]・作品が自立して立っているところが良い。

・廣野さんらしく自由で良い。





小林 良子  Ryoko Kobayashi



[大きさ]縦37 cm× 横30cm

[作品説明]抜けるものと留まるもの。向こう側に何があるかわからなくて抜けていく様子と

向こう側に何もなく留まっている様子を、絵の具と布を追究して表現していきたい。

[講評]

・藍色が綺麗。

・柔らかい色を使っているけれど深みが出ている。

・近くで見たほうがより深みを感じる。

・絵としてもとても素敵なのでもっと加筆していっても良いのかも。





指田 容史子  Yoshiko Sashida





[大きさ]縦15cm × 横8cm × 高さ5cm

[作品説明]「箱庭プール」シリーズ。ゆりかごをイメージした守られた癒しの空間を作った。

[講評]

・ちょっとしたことでも揺れるような展示をしても面白い。赤ん坊が実際にいないゆりかごは怖さや寂しさを感じる。

・かいば桶をイメージした。開かれた優しいイメージ。

 
 
 

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