WORKS-Miniature Vol. 13 リズム Rhythm
- maa2011jp
- 2020年5月1日
- 読了時間: 4分
更新日:2021年3月18日
講評年・月:2017年5月 May 2017
小西 春江 Harue Konishi


作品説明
多忙の日々の中、運針のリズムを感じながら制作。
ペーパーピーシングでのトップを作り、刺し子を施した。
講評
・縫うことでうねりが出て、柔らかく心地良い。
・温かい。
・インドのカンタや、東北の刺し子などとの共通点もある。
齊藤 礼子 Reiko Saito


作品説明
麻、蚊帳の素材の形をそのままに、五線紙、ト音記号を表現した。
デザインはフリーで、刺し子でステッチを施した。
縫い付けた芯はそのままに、芯を留めて提げる。
講評
色が美しい。
五線紙や記号の表現が、リズムを楽しんでいる顔の様にも見えておもしろい。
リズムの表現の深さを感じる。
櫻井 紀子 Noriko Sakurai



作品説明
トントントン…というリズムを染めで表現した。
化学染料を使わず、土から取れる成分で染めるベンガラ染めにした。
今後、ふくらみのある形を考えたい。
講評
バランスよくまとまっている。
リズムの表現がすっきりしていてテキスタイル的でおもしろい。
単体という印象なので、刺繍やトラプントなど、何かプラスしてはどうか。
吉田 幸代 Sachiyo Yoshida


作品説明
形状記憶の布を使って、コルクボードにリズムを取るようにコラージュした。
メロディーを表現した。
講評
黒が多く彩度の差を感じる印象なので、ボードに絵を描くなど,想いがあってもいいのではないか。
ベースに白い板、透明のクリア板などはどうか。
道正 千晶 Chiaki Dosho


作品説明
縫うリズムを着物の袖の形そのままに表現した。
袖に6種類の糸を使いミシンのフリーモーションで円形を縫い、布の伸縮で変化をつけている。
講評
糸の引き方で変化があり良い。
赤い糸がとても効果的である。
赤間 洋子 Yoko Akama


作品説明
染めの濃淡でリズムを表現。
布を折ってあて布をして絞ることで、濃淡を出した。
あて布の部分は白く表現できる。もう少しコントラストをつけたかった。
講評
動きを感じる。
コントラストがとても良い。
伊藤 奏生 Sohsei Itoh


作品説明
自然のリズムを動きで表現したかった。
インドシルクの糸を樹脂で固めたり、こんにゃく糊で和紙を固めたり、いろいろな方法で各パーツをつくり組み立てた。
講評
素材感がおもしろい。
同じ形のパーツが多いので、形にもっと変化があってもいいのではないか。
色、パーツの要素が多いと本質がわかりにくくなる。削る作業も大切ではないか。
底辺の溶けだしている部分が美しい。
山家 久子 Hisako Yombe


作品説明
クラフトテープを組み立て,ずらしながら編むことでリズムを表現した。
講評
形、空間、影が美しい。
竹のようでもある。
ライトを入れる、吊る、いろいろな置き方をするなど、いろいろな表現ができる。
一色なので、形が明確。造形力がある。
廣野 とし子 Toshiko Hirono


作品説明
竜が昇る様子を、リズムで上がるように編みして表現した。
紙紐を太さに変化をつけながら編んだ。
講評
紙を素材にしているのがおもしろい。
材料を入手しやすいもので作られているのもよい。
色はない方が良いのではないか。
神保 節子 Setsuko Jimbo


作品説明
ウールを織ったものを縮絨して、ワイヤーを二本入れ、形をつけた。
色は草木染め。
リズムとしてのつながりを表現した。
講評
置いた状態では、リズムが伝わりにくい。
吊るすとリズムがわかる。隙間を見せ、動きをつくる見せ方をしてはどうか。
小林 良子 Ryoko Kobayashi


作品説明
形状記憶の布に色を付けて形をまとめ、花を表し立体のリズムの作品に。
平面はイコライザーのリズムを意識して、水玉やゆるいウエーブで、波の中にリズムを表現する。
立体と平面の柔らかさと、硬さをよせて、一つの空間をつくり一つの作品にまとめたい。
講評
イコライザーの表現が伝わる。
二点をセットの作品とするのであれば、ストライプを入れたり、共通のデザインを取り入れたりしてはどうか。
セットにしなくてもいいのではないか。
福田 浩子 Hiroko Fukuda


作品説明
パッチワークの土台に、発泡スチロールを○△□に切り布で包んだものをリズムを意識して並べてみた。
講評
発泡スチロールに殆んど球体のものがあってもいいのではないか。
パネルの横面のキルティングのラインが手芸的。もっと考えてみてはどうか。
キルトの作品としてみるとおもしろいのではないか。
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